【不動産一括査定サイト】企業インタビュー/センチュリー21 ニッケン住販様

2020年12月23日

インタビューご協力企業
センチュリー21 株式会社ニッケン住販(https://www.century21nikken.co.jp/
流通事業部  岡本 卓馬 様

企業プロフィール
・事業所名:センチュリー21 株式会社ニッケン住販
・設立:昭和54年4月
・免許番号:埼玉県知事(11)第8812号
・リビンマッチ利用歴:3年3ヵ月

インタビュー

ーずっと物上げをメインでやってこられたのですか?

岡本様
ーいえ、かつては購入客を対象とした新築物件の販売活動がメインだったんです。
売りに関しては、購入希望
のお客様が持ち家を売りたいとなったときだけお手伝いをするという程度でした。
ただ、自社でも売りを積極的にやっていこうとなり、ゼロから始めて、長年の試行錯誤の結果、いまのスタイルを社内で作り上げました。一括査定サイトは「売りをやろう」となった時からずっと利用しています。

 

ー現在、一括査定サイト以外に売り集客で行っている手法はありますか?

岡本様
自社HPからの問い合わせが一定量あります。
他には賃貸部から売却を検討されてるオーナーさんの紹介をもらってお手伝いをするくらいですかね。

過去にお話をいただいたもののご売却に至らなかったお客様に対して、DMを送付したりもしています。一括査定サイト経由でご依頼をいただいた方には、ご実家に連絡するケースもありますね。

 

ー複数の不動産一括査定サイトを導入しているのはなぜですか?またその中でのリビンマッチに対する印象も教えてください。

岡本様
ーやっぱりサイトによっていろいろな特徴がありますよ。
あるサイトはこのエリアの反響が多く、一方でこのエリアは少ないだったり、あるサイトではマンションが強いけど戸建ては弱かったり、またその逆とか。
そのような点を鑑みて、あらゆる情報を取得して“数”を押さえたいという意識はあります。案件数の分母は多いに越したことはないですからね。
あとは、サイトによってユーザーとの連絡方法が異なります

リビンマッチはあらゆる点から“やりやすい”という印象です。
どうしても案件化しないような情報に関しては、運営会社が柔軟に対応してくれますし、そもそも、査定反響が一番案件化しているのはリビンマッチのように感じます。

ー査定サイトの良いところと改善してほしいところを教えてください。

岡本様
ー各サイト毎に案件の管理画面があり、誰がいつどのお客様にどのような動きをとったかが一目でわかるので、社内で営業活動状況を共有しやすいです。

改善してほしい点は、情報の精度にばらつきがあるところですね。
依頼理由が離婚で「電話はしないでください」とコメントがあるのに、メールアドレスがないとかだと連絡手段がありませんしね。
最低でも正確な電話番号とメールアドレスが登録されていなければ、査定依頼ができない仕様になってくれると助かります。

 

ー査定サイトにこんな機能やサービスがほしいといったご要望がありましたらお聞かせください。

岡本様
ー即売りたい人とそうではない人によって、案件の単価が異なるサービスがあったら良いなと思います。
今は連絡をとってみて初めて、その方の“確度”というものが分かるので、最初からそれが分かっていれば、初期対応のアクション方法や優先順位も変えられるので今よりも効率化が図れると思います。

 

ー売主様と接触する際に気を付けていることはなんですか?

岡本様
ファーストインプレッションを最も大事にしています。
対応の速さももちろんですが、電話の口調、話し方だったりと「良い対応をしてくれる会社」という印象をお客様に与えられるよう努めています。

 

ー不動産一括査定サイトの運用において工夫している点があれば教えてください。

岡本様
ー何事にも対応の早さを重視しています。

査定案件は、営業マン個人の携帯に通知が来るように設定し、如何なる時でも即対応できるようにしています。反響対応する営業マンは7人いて、基本的に7人全員が全エリアを担当しています。案件の担当者は順番で回していて、仮に休みの日であろうと自分の順番であれば即対応するといった形です。

ー仮に一括査定サイトがなくなった場合、どのように売り集客をしていきますか?

岡本様
空き家にポスティングをしたり、空き地の所有者にDMをしたりですかね。
ただ、今から始めるとなると地主さんは捕まえにくいんですよ。地場に強い昔からの不動産会社と繋がっている場合がほとんどですからね。

あとは、今もやっていますが自社HPの改善リスティング広告に費用を回すかもしれないです。

 

ー初めて一括査定サイトを導入する企業に助言があれば教えてください。

岡本様
ーまずは一番得意なエリアと得意な物件種別で案件を絞り込み、地盤を固めることが重要だと思います。また、競合他社が少ないエリアを狙うというのも一つの手ですね。

ある程度預かれるようになってきたら、対象を広げて数を取っていくという流れで良いと思います

 

ーありがとうございます。最後に、今後の展望や課題を教えてください。

岡本様
ー最近、周辺の人気エリアに競合他社が増えた影響もあり、成約率が下降傾向にあるのでしっかりと上げていかねばと考えています。

また、“心”以外の強みを持つ必要がありますね。残置物撤去や引っ越しのお手伝いなど、他社がやっていない制度や仕組みをもっと取り入れて差別化していく必要があります。

査定サイトに関して言えば、一人当たり月間20件の査定依頼を、ちゃんとさばくというミッションをこなしていくことですね。

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